2024/09/04(水)
どうも、犬です。今日は蕎麦を食べました。
おはようから盛岡市へ
おはようございます。本日は朝5時起床。
熊に遭遇することはありませんでした。良かった。
昨日までは、モバイルバッテリーの充電が尽きそうだったんですが、このキャンプ場でモバイルバッテリーも無事100%×2まで充電が出来ました。
おかげさまで、充電のために動く必要なし。自由に行動出来ます。
で、今日の予定は小岩井農場。盛岡市まで行きます。
盛岡で有名なものというと、「わんこそば」があるんですが、現状食べるか悩み中。
普通に一人前の蕎麦のほうが、美味しく食べられると思うんです。
ただ、自転車で日本一周をしている人は、大体が挑戦しています。
ブログを書いている身として、挑戦しないと逃げたと思われかねません。
先進のバトンを、後進へ繋ぐためにも行くべきか……?
とりあえず、盛岡市に着いてから考えようと思います。
というわけで、キャンプ場を朝8時30分に出ました。
で、盛岡市の看板を見つけられず、いつの間にか盛岡市に入ってました。大体11時前ぐらい。
はい、そんな感じで盛岡駅です。
めちゃくちゃ栄えてる!って感じではないです。ほどほどに落ち着いていて、住みやすそうな町だなって印象です。
この道中で、わんこそばを食べられる場所として有名な、東家本店を覗いて来ました。
わんこそばを食べる準備編
というわけで、今日はわんこそばを食べます。
覚悟を決めました。メニュー見て驚いたんですけど、わんこそばってお高い食べ物なんですよ。
お給仕さんが付きっきりで、空いた椀に蕎麦を入れてくれます。
なので、高くなるのは当然なんですけど、結局食べるのは蕎麦。蕎麦の食べ放題で4,200円。
観光地の名物なので、記念として挑戦するやつですね。食べる東京スカイツリーみたいな感覚。
100杯食べると、記念の手形が貰えるらしいので、そこは最低限達成したいなと思います。
で、挑戦するからには当然全力を尽くします。
人生の最大値を出そうと思います。私の全盛期は今なんだよ! ってことです。
どう考えても、これから先は胃が小さくなる一方ですからね。人生をかけて食べなければいけない。
最初で最後のわんこそばチャレンジ。一生記憶に残るものです。妥協は許されません。
というわけで、待ち時間です。今日のこの後の予定は白紙にしました。小岩井農場……?
次の予定を考慮していたら、わんこそば食べられません。移動するために腹八分目までにするなんて、論外ですからね。
で、少しでも多くの量を食べるために、コンディションを整えてました。
朝ごはんのせいで〜とか、一切の言い訳が出来ないように備えていきます。
河川敷をランニングしてみたり、盛岡駅構内を歩き回ったりして、お腹が減るようにしてました。
美味しそうなものを見ると、お腹が空きますよね。実際に空いてるかは分からないですけど、感覚的には空いてる。
そういう理由で、レストラン街とかを歩いてました。なかなか効果的でした。
昨日のカレーのおかげで、胃もきっと大きくなってるはずです。
というわけで、出来ることは全部やりました。私、お腹空いてますよ!!
東家でわんこそば挑戦するよ!!
ここで、レギュレーションの説明を受けます。
難しいことは何も無いです。右にある手持ちの椀にお蕎麦を入れてもらって食べていきます。
食べられなくなったと思ったら、手持ちの椀の蓋を閉めます。
その際、椀に蕎麦が一本でも残っていると駄目です。以上!
で、自慢するんですけど、お給仕の人が金髪で可愛らしい学生さんな感じの人でした。
たどたどしい感じで、説明とかをしてくれました。はい、自慢のコーナーでした。
で、さっそくスタート。食べていきます!
お給仕さんはお盆に15杯の蕎麦を用意して、スタンバイしています。
この15杯で、約1杯のかけ蕎麦分とのこと。
つまり、100杯を目指す人は6人前ぐらいの量を食べることになりますね。
一応、男性の平均は50杯〜60杯程度。女性の場合は30杯〜40杯らしいです。もちろんご年配の方の数字も含まれるので参考値ですけど。
で、1杯食べるごとに、手持ちのお椀に蕎麦が投げ込まれます。その際、お給仕さんが掛け声を入れてくれます。
「はい、どーんどん」、「はい、じゃーんじゃん」という掛け声で、毎回手持ちのお椀に蕎麦を入れてくれます。
今回のお給仕さんは小声な感じで囁いてくれます。これが巷で話題のASMRなのね……ってなりました。
お蕎麦の味は美味しかった気がします。
正直、味は気にしてなくてあまり覚えてないです。食感は蕎麦が薄くて柔らかめだった気がします。
わんこそば、時間制限とかはないんですけど、序盤は2〜3秒で椀の蕎麦をすすって、1秒で補充みたいなテンポで進めてました。
で、15杯食べたら、お給仕さんが次の蕎麦を取りに行くので、インターバル1分ぐらい。
60杯目ぐらいで、蕎麦には満足してました。
普段の食事だったら、もうやめようかなってラインがこれぐらいです。
ちなみに、お給仕さんは常に立ちっぱなし。なかなかハードな仕事だなって思います。
で、お椀が空くまで常に待機してくれているので、のんびり食べようって気になりません。
申し訳ないから、さっさと食べよう! って思ったので、薬味を使って味わうタイミングは無し。
ここから先は、ただただ量を食べるストイックなモードに突入したので、味は気にしてません。
100杯目まで到達。最低限のラインを超えました。
この後は、ただただ胃に蕎麦を押し込む生き物になります。
で、150杯目。そろそろ限界。
お給仕さんが追加の蕎麦を取りに行くタイミング。
「まだ大丈夫ですか?」と聞かれたので、後5杯だけ最後に薬味で食べようと思うので、お願いして良いですかと伝えました。
そしてまた、今まで通りにわんこそばが始まりました。結局、薬味は使えてません。
お給仕さんの手が止まりません。155杯超えても、空いた瞬間に蕎麦を放ってくれます。プロです。
……そうでした。蓋を閉じるまで、これ終わらないんでしたね。言葉ではなく、行動で示せということですね。
はい、本当に限界までいきました。
頑張れば後1杯は食べられた! みたいなことは、一切ないぐらい食べました。最大値です。
最後の方は蕎麦が飲み込めなくなるので、お茶で流し込んでいました。ダメ押し。
最後の1杯は手が止まって、蕎麦を口に持っていけなくなりました。限界まで食べると、こうなるんだなって思いました。
名前を書き入れてくれるらしいので、せっかくなので「にほいち」って入れてもらいました。
でも、私の滑舌が良くなかったので、「にこいち」になりました。「にほいち」って何だよって感じなので、そうなりますよね。
新しいものに書き直します! って言ってくれたんですけど、「こ」なら「ほ」に修正が効くので、無理やり書き足して貰いました。
趣があって、良い感じになってます。
結果172杯、満足です。これで今後は、世代を超えてマウントを取ることが出来ますね。
……でも、おじさんが若い頃は、わんこそば172杯は食べられたよ? という嫌味ったらしい発言が使えるようになりました。
はい、後悔がないぐらい全力を出し切りましたが、まだ完食じゃないんです。
だって、薬味が残っていますよね……。
薬味も美味しいやつでしたよ。海苔とか絶対良いやつ使ってます。風味がすごい強かったです。
そんな感じで、そば処 東家 駅前店でした。
ぜひ自分の限界を測ってみてください。思い出として残ると思います。以上!
……盛岡市の学生ってわんこそばの記録で、バトルしてそうだよね。
小岩井農場は行かずに銭湯行く
はい、小岩井農場には行きません。今日も行かないし、明日も行きません。
だって、ソフトクリーム食べたくないし、牛もヤギも見たくないです。今は動物の匂いを嗅ぎたくないんです。
小岩井農場に800円の入場料を払うなら、同じ800円でスーパー銭湯に行きます。
これが限界まで蕎麦を食べた者の末路。
というわけで温泉に入ったりして、17時前までここで過ごしてました。体内に蕎麦を感じてる。
露天風呂が充実している感じで、良い温泉でした。サウナも広い。
今日は道の駅 石鳥谷で寝る
盛岡市まで行く途中に、軽くリサーチしてました。
道の駅石鳥谷。おそらく、24時間開放の休憩室があります。トイレと直結だったので開いているはず。
道の駅の中には、宿泊禁止(でも、仮眠はOK)というポスターが貼ってあります。
厳しく縛らないのは道の駅の優しさですね。迷惑かけないように、ひっそりと過ごしたいと思います。
そんな感じの1日でした。わんこそばも食べたし、小岩井農場にも行けましたね。盛岡を満喫しました。
明日は花巻市で宮沢賢治の施設を巡ります。
というわけで、今日も1日お疲れさまでした。以上!
移動距離:58km わんこそば。