【94日目】岩手県⑥ 盛岡に来たら東家でわんこそばを食べる決まり

岩手県
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2024/09/04(水)

どうも、犬です。今日は蕎麦を食べました。

おはようから盛岡市へ

おはようの景色

おはようございます。本日は朝5時起床。

熊に遭遇することはありませんでした。良かった。

昨日までは、モバイルバッテリーの充電が尽きそうだったんですが、このキャンプ場でモバイルバッテリーも無事100%×2まで充電が出来ました。

おかげさまで、充電のために動く必要なし。自由に行動出来ます。

で、今日の予定は小岩井農場。盛岡市まで行きます。

盛岡で有名なものというと、「わんこそば」があるんですが、現状食べるか悩み中。

普通に一人前の蕎麦のほうが、美味しく食べられると思うんです。

ただ、自転車で日本一周をしている人は、大体が挑戦しています。

ブログを書いている身として、挑戦しないと逃げたと思われかねません。

先進のバトンを、後進へ繋ぐためにも行くべきか……?

とりあえず、盛岡市に着いてから考えようと思います。

というわけで、キャンプ場を朝8時30分に出ました。

戸塚森森林公園のキャンプ場は最高でした。
マックスバリュで野菜1日これ一杯を補充。

で、盛岡市の看板を見つけられず、いつの間にか盛岡市に入ってました。大体11時前ぐらい。

岩手銀行赤レンガ館。いつもの銀行シリーズ。
盛岡市のアーケード街みたいな所。肴町。
盛岡城跡公園の横を抜けて
櫻山神社もスルー。
駅近くの商店街を抜けていき、
盛岡駅まで来ました!

はい、そんな感じで盛岡駅です。

めちゃくちゃ栄えてる!って感じではないです。ほどほどに落ち着いていて、住みやすそうな町だなって印象です。

この道中で、わんこそばを食べられる場所として有名な、東家本店を覗いて来ました。

わんこそばを食べる準備編

駅前に行く前に東家の本店を覗いてみた。
定休日だった。けど、駅前店はやっているらしい。
で、盛岡駅まで行ったので、2階にある東家を偵察。
この機械で受付をするらしい。
で、予約してしまいました。18組待ちでした。

というわけで、今日はわんこそばを食べます。

覚悟を決めました。メニュー見て驚いたんですけど、わんこそばってお高い食べ物なんですよ。

杯を重ねるタイプだと安くて4,200円

お給仕さんが付きっきりで、空いた椀に蕎麦を入れてくれます。

なので、高くなるのは当然なんですけど、結局食べるのは蕎麦。蕎麦の食べ放題で4,200円。

観光地の名物なので、記念として挑戦するやつですね。食べる東京スカイツリーみたいな感覚。

100杯食べると、記念の手形が貰えるらしいので、そこは最低限達成したいなと思います。

1,000円の手形が無料で貰えるんです。わんこそば代が実質3,200円になる。

で、挑戦するからには当然全力を尽くします。

人生の最大値を出そうと思います。私の全盛期は今なんだよ! ってことです。

どう考えても、これから先は胃が小さくなる一方ですからね。人生をかけて食べなければいけない。

最初で最後のわんこそばチャレンジ。一生記憶に残るものです。妥協は許されません。

河川敷にいます。18組待ちの間、わんこそばに備える。

というわけで、待ち時間です。今日のこの後の予定は白紙にしました。小岩井農場……?

次の予定を考慮していたら、わんこそば食べられません。移動するために腹八分目までにするなんて、論外ですからね。

で、少しでも多くの量を食べるために、コンディションを整えてました。

朝ごはんのせいで〜とか、一切の言い訳が出来ないように備えていきます。

河川敷をランニングしてみたり、盛岡駅構内を歩き回ったりして、お腹が減るようにしてました。

駅地下。お土産屋さんとかいっぱいあるよ。
盛岡三大麺ですって。今はわんこそばしか見えてない。

美味しそうなものを見ると、お腹が空きますよね。実際に空いてるかは分からないですけど、感覚的には空いてる。

そういう理由で、レストラン街とかを歩いてました。なかなか効果的でした。

昨日のカレーのおかげで、胃もきっと大きくなってるはずです。

というわけで、出来ることは全部やりました。私、お腹空いてますよ!!

東家でわんこそば挑戦するよ!!

で、決戦の地へ。
わんこそば待機中。当然ベルト緩めたりもしてる。
13時30分、着席。

ここで、レギュレーションの説明を受けます。

難しいことは何も無いです。右にある手持ちの椀にお蕎麦を入れてもらって食べていきます。

食べられなくなったと思ったら、手持ちの椀の蓋を閉めます。

その際、椀に蕎麦が一本でも残っていると駄目です。以上!

前掛けを渡されるので装着。正装です。

で、自慢するんですけど、お給仕の人が金髪で可愛らしい学生さんな感じの人でした。

たどたどしい感じで、説明とかをしてくれました。はい、自慢のコーナーでした。

大量の薬味が机の上に並びます。

で、さっそくスタート。食べていきます!

お給仕さんはお盆に15杯の蕎麦を用意して、スタンバイしています。

この15杯で、約1杯のかけ蕎麦分とのこと。

つまり、100杯を目指す人は6人前ぐらいの量を食べることになりますね。

一応、男性の平均は50杯〜60杯程度。女性の場合は30杯〜40杯らしいです。もちろんご年配の方の数字も含まれるので参考値ですけど。

で、1杯食べるごとに、手持ちのお椀に蕎麦が投げ込まれます。その際、お給仕さんが掛け声を入れてくれます。

「はい、どーんどん」、「はい、じゃーんじゃん」という掛け声で、毎回手持ちのお椀に蕎麦を入れてくれます。

今回のお給仕さんは小声な感じで囁いてくれます。これが巷で話題のASMRなのね……ってなりました。

で、30杯分食べた。

お蕎麦の味は美味しかった気がします。

正直、味は気にしてなくてあまり覚えてないです。食感は蕎麦が薄くて柔らかめだった気がします。

わんこそば、時間制限とかはないんですけど、序盤は2〜3秒で椀の蕎麦をすすって、1秒で補充みたいなテンポで進めてました。

で、15杯食べたら、お給仕さんが次の蕎麦を取りに行くので、インターバル1分ぐらい。

で、60杯。一応平均ぐらい。

60杯目ぐらいで、蕎麦には満足してました。

普段の食事だったら、もうやめようかなってラインがこれぐらいです。

ちなみに、お給仕さんは常に立ちっぱなし。なかなかハードな仕事だなって思います。

で、お椀が空くまで常に待機してくれているので、のんびり食べようって気になりません。

申し訳ないから、さっさと食べよう! って思ったので、薬味を使って味わうタイミングは無し。

ここから先は、ただただ量を食べるストイックなモードに突入したので、味は気にしてません。

写真は貴重なインターバル中に撮ってる。

100杯目まで到達。最低限のラインを超えました。

この後は、ただただ胃に蕎麦を押し込む生き物になります。

で、150杯目。そろそろ限界。

お給仕さんが追加の蕎麦を取りに行くタイミング。

「まだ大丈夫ですか?」と聞かれたので、後5杯だけ最後に薬味で食べようと思うので、お願いして良いですかと伝えました。

そしてまた、今まで通りにわんこそばが始まりました。結局、薬味は使えてません。

お給仕さんの手が止まりません。155杯超えても、空いた瞬間に蕎麦を放ってくれます。プロです。

……そうでした。蓋を閉じるまで、これ終わらないんでしたね。言葉ではなく、行動で示せということですね。

で、最終結果がコチラ。

はい、本当に限界までいきました。

頑張れば後1杯は食べられた! みたいなことは、一切ないぐらい食べました。最大値です。

最後の方は蕎麦が飲み込めなくなるので、お茶で流し込んでいました。ダメ押し。

最後の1杯は手が止まって、蕎麦を口に持っていけなくなりました。限界まで食べると、こうなるんだなって思いました。

手つかずの薬味達。右端のやつはインターバルで数個食べた。
で、結果を記入中。

名前を書き入れてくれるらしいので、せっかくなので「にほいち」って入れてもらいました。

でも、私の滑舌が良くなかったので、「にこいち」になりました。「にほいち」って何だよって感じなので、そうなりますよね。

新しいものに書き直します! って言ってくれたんですけど、「こ」なら「ほ」に修正が効くので、無理やり書き足して貰いました。

趣があって、良い感じになってます。

というわけで、これが私の最大値です。

結果172杯、満足です。これで今後は、世代を超えてマウントを取ることが出来ますね。

……でも、おじさんが若い頃は、わんこそば172杯は食べられたよ? という嫌味ったらしい発言が使えるようになりました。

はい、後悔がないぐらい全力を出し切りましたが、まだ完食じゃないんです。

だって、薬味が残っていますよね……。

薬味と1つずつ戦う人。お給仕さんは付いてないから向き合える。
デザートも届いたよ! でも別腹も使い切ってる。
完食しました。いくら蕎麦を食べても、出されたものを残すわけにはいかないよね。

薬味も美味しいやつでしたよ。海苔とか絶対良いやつ使ってます。風味がすごい強かったです。

そんな感じで、そば処 東家 駅前店でした。

ぜひ自分の限界を測ってみてください。思い出として残ると思います。以上!

……盛岡市の学生ってわんこそばの記録で、バトルしてそうだよね。

小岩井農場は行かずに銭湯行く

盛岡市の市営駐輪所に戻ってきました。2時間まで無料。

はい、小岩井農場には行きません。今日も行かないし、明日も行きません。

だって、ソフトクリーム食べたくないし、牛もヤギも見たくないです。今は動物の匂いを嗅ぎたくないんです。

小岩井農場に800円の入場料を払うなら、同じ800円でスーパー銭湯に行きます。

これが限界まで蕎麦を食べた者の末路。

というわけで喜盛の湯。
大人800円。+500円で漫画読み放題な感じ。
人気ですね。期待。
で、館内はこんな感じ。
こっちは無料の方の休憩室。コンセントは端にあったよ。

というわけで温泉に入ったりして、17時前までここで過ごしてました。体内に蕎麦を感じてる。

露天風呂が充実している感じで、良い温泉でした。サウナも広い。

ソフトクリームが安い。別腹は空いた模様。
フラッペ買っちゃいました。かき氷美味しい。
というわけで、出発。寝床を目指します。

今日は道の駅 石鳥谷で寝る

盛岡市まで行く途中に、軽くリサーチしてました。

道の駅石鳥谷。おそらく、24時間開放の休憩室があります。トイレと直結だったので開いているはず。

国道4号を南下していきます。
で、道の駅 石鳥谷。暗くなりましたね。
この道の駅、すごく広いです。駐車場が反対側にもある。
本日の寝床。
めちゃくちゃ立派な空間が24H開放。
夜20時ぐらい。学生たちの溜まり場と化してる。
トイレもとても綺麗です。良い道の駅。
で、学生たちも帰ったのでここで休みます。

道の駅の中には、宿泊禁止(でも、仮眠はOK)というポスターが貼ってあります。

あえて曖昧にしてくれてる。

厳しく縛らないのは道の駅の優しさですね。迷惑かけないように、ひっそりと過ごしたいと思います。

小岩井農場にも行った。心はね。

そんな感じの1日でした。わんこそばも食べたし、小岩井農場にも行けましたね。盛岡を満喫しました。

明日は花巻市で宮沢賢治の施設を巡ります。

次回予告【95日目】イーハトーブ花巻巡り

というわけで、今日も1日お疲れさまでした。以上!

移動距離:58km わんこそば。

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