【33日目】山形県①−① 沢登りする滑川大滝は危ない楽しい

山形県
山形県

2024/05/25(土)

今日は長いので久しぶりに2つに分けます。

1日を①と②で分けると見にくくて、不評気味なことは知っています!!

でも、滝だけで100枚以上の写真があるんです……。

というわけなので、スタート!!

始発電車を見送った

おはようの景色

おはようございます! 本日は朝4時起床。

暖かい気がしたのでテントは使わず、冷凍されることもありませんでした。雨も弱かったね。

朝焼け撮るのは久しぶりかも

今日は急いでいるんです。電車に乗ります。

東北最大級の滝を観に行きます。滑川大滝です。

自転車旅なのに電車乗るの?って感じですけど、たった二駅の移動なのに、自転車だとめっちゃ山登るんです。普通に嫌です。

というわけで、始発に合わせて出発します。

始発が遅かったので、パン食べたりブログ書く余裕はありましたね。

最寄りの無人駅 JR関根駅
住みやすそう。ありかも?
熊出没マップ🐻どこでもクマに会えるね!(・(ェ)・)
時刻表 1時間に一本ぐらいだと思ってた。

はい、こういう状況です。

福島方面に向かうんですけど、朝7時21分の電車に乗っても、帰りはおそらく13時30分頃。

流石に6時間は必要ない気がしたので、8時13分の電車に乗ります。

トイレ行きたかったので、コンビニ行きました。ここから先はどこにトイレあるかも分かりません。

一応駅を探してみたら、あるにはあります。使いたい雰囲気かは別として。

電車に乗って峠駅、山歩くよ

関根駅 駐車場なのか分からない原っぱがあったよ。

8時の電車に乗って出発しました。

福島のときと同じように、バスみたいな支払い方法なのかな?と思っていましたが、違いました。

乗務員おそらくワンマン運行なのに、車内を歩いて来ます。手を挙げて自己申告制です。

〇〇駅で降りますって言うと、手元の端末操作してなんか紙出してました。その場でお金のやりとりします。すごい。

幅も段差もすごかった。床の角度から撮りたかった。

二駅なので15分ぐらい。あっという間です。

自転車なら登りを考えると、1〜2時間ぐらい?電車は便利ですね。片道240円でした。

なんか車庫みたいな駅についた。峠駅。
電車の車庫ってこんな感じのイメージ。
滑川温泉コースで滝まで行けそう。温泉あるんだね。

温泉までが片道60分、そこから滝まで20分らしいです。山なので当然ですけど登り道ですね。

今回は荷物少なめにして来たので、リュックだけです。朝は元気なので余裕です。

また熊です。熊鈴は持ってきてるけどね……。

どこでもクマに会えますよ!!

JRの社員も襲われたみたいなこと書いてありました。いつエサになってもおかしくないですね。

弱肉強食ですからね、仕方ないです。諦めて進みましょう。なるようになります。

外から見た峠駅。もちろん無人。
ちゃんと舗装されてた。歩きやすい。
落ちたら死ぬなぁとか思ってる。

道の後半は電波も入りません。山ですからね。

50分ぐらい歩くと、滑川橋という場所に着きました。川があります。小さいけど滝もあります。

この辺からテンション上がってます。

滑川温泉とか近くの滝とか

橋の上から。岩が温泉かけられた色してる。

一旦ここで写真撮ってました。

後からGoogleマップで調べてみると、滑川温泉亀滝鶴岩って名前らしいです。誰かが勝手に名付けた?

橋から降りて撮ったり、

 

横から撮ったりしてた。

ここからは川沿いだったので、川眺めながら音聞いて歩いてます。何かを見つけては撮ってます。

なんか小石が溜まってる。
名前が付いているわけがない水の流れ。

なんとなく滝の定義を調べたんですけど、5mほどの落差がある水の流れらしいですよ。

温泉まで着きました。

そんなわけで、滑川温泉に到着です。

温泉の目の前にはまた瀧があります。Googleマップによると、滑川温泉前の滝って書いてあります。

滑川温泉前の滝?
温泉に進みます。
滑川大滝に行くために温泉を通るらしい。図を参考に川をお渡りくださいの場所は分からなかった。

というわけで、滑川温泉の中を通って吊り橋に行きます。通行料往復で200円らしいです。

ほとんど混浴。

ちなみにこの温泉はほとんど混浴です。

山の中の秘湯らしいです。公式サイト調べたら水着の着用も禁止でした。

個人的には普通に気になるので、男女別が良いです。時間次第ですけど今回はスルー。

フロントでお金を払って廊下を抜ける。
橋を渡って滝へ向かいます!!

滝壺に向かうため川を渡る

温泉の駐輪場にあった説明文。展望台まで20分。滝壺まで40分。東北最大級だよ!!

つまりここからは本格的な登山です!!

しかも滝壺に行くには川を渡る必要があるらしいです。良く分からないけど大変そうです。

ここからは舗装されてないよ!!
どれが道なのか分からなくなる石が崩れた場所
なんか開けた場所に着きそう。
たぶん展望台。

20分ぐらい歩いたら着きました。

山道は人が1人通れるぐらいの幅です。足踏み外したら落ちて死ぬなぁと思いながら歩いてました。

山登り怖くないですか。やっぱり苦手です……。

そんなわけで、展望台からの景色!!

滑川大滝さん。

平凡な滝!! コメントに困ります。

正直ここから見るだけなら、ここまで見に来る価値はないですね。遠くに小さく滝が見えるだけです。

これだけで評価するのは滝に失礼なので、さっそく滝壺まで行きます。下山です。山降り。

葉っぱが道を塞いでる。ずっとそんな感じ。

写真は最初の1枚しか撮ってません。過酷でした。撮る余裕なかった。

葉っぱが生えて道を隠していますけど、避けて進めるような幅もないので、身体を擦り付けながら進みます。

足踏み外したら、木に引っかからなければ死にますね。枝掴んで頑張るしかない。

道も分かりにくいので、時間かかりました。

下まで来たけど滝どこ?

迷子です。とりあえず下まで降りました。

川を渡るとは書いてあったので、渡るんでしょうけど、どこに渡れば良いんですか?

向かい岸を見ても、道っぽい雰囲気の場所はありません。テキトーに進んだら帰れなくなるなぁとか思っていましたが気付きました。

川の流れに逆らって、川の中を進んでいけば滝に着くじゃん。沢登り!!

川を渡るとは、そういうことだったんですね。

リュックを投げ捨て軽量化

靴下も脱いで準備万端です。必要なものだけ持って進みます。リュックは邪魔なので置いていきます。

目印代わりにもなるので丁度いいです。

いつものサンダルで川に突っ込む人

入水鍾乳洞で水の中を歩く経験をしておいて良かったです。気持ちの準備が出来てます。

水は冷たいですけど、慣れるんです。

途中、深くなったりするので、端にへばり付いて進む。
木の棒で深さを調べながら歩く人。
滑川大滝が見えてきました。
ルート選び間違えたか?とか思ってる。右側の岸にある石を歩いた方が安全だったかも。

川渡りについては、苦労よりも楽しさが上です。

すごく楽しい。水の流れを見ながら歩けそうな場所を探して進んで行きます。

でも、増水している時とか水の流れが強い時は、辞めた方が良いです。危ないので。

そんなわけで、滑川大滝です!!

大きさ伝わりにくいか……?

VS滑川大滝

勝負です。徹底的に撮ります。

滝の周りをウロチョロしてる人。
真横まで接近する人。
ギリギリまで引きつけてローアングルにする人。
結局、滝を直接触りに行く人。
滝を瞬間で切り取って見たり、
流れを撮ろうとしたり、
ホワイトバランスを変更して色を変えたりしてる人。
滝の勢いと迫力にご満悦な人。
いつものやつで記念撮影する人。

滑川大滝、良い滝です。楽しいのが良い。

楽しい滝ランキング暫定1位です。

迫力は袋田の滝より多少は劣りますが、ここまで近づくことはもちろん出来ないので、唯一無二な感じがします。

山を乗り越えて、川を進まないと観に来ることが出来ない点も加点ポイント。秘境感があって良い。

当然、人も少ないので自由です。好きなだけ遊ぶことが出来ます。

これは日本三名瀑入りも近いです。すでに一席空いてますからね。湯滝と勝負してもらいます。

体力に自信のある滝好きには、ぜひとも行ってほしい場所です。

今回ばかりは、滑川温泉の混浴目当てのついででも良いものとしましょう。

そんな感じで滑川大滝でした!!帰ります!!

目印のリュックに合流。
最後まで遊ぶ人。足で水の流れを遮るとこうなる。

峠駅でも遊びます

来た道を引き返して戻ります。登って下山です。

時刻は温泉に戻った時点で、11時50分です。帰りの電車は13時20分なので、のんびり歩けますけど、温泉に入る余裕はないですね。

この電車逃したら、次は18時12分。約5時間待ちです。温泉に5時間居ても構いませんけど!!

結局、熊鈴を鳴らしながら電車が来る30分前ぐらいに峠駅に戻りました。

この電の電車看板、良いと思う。
暇だから駅を撮ってる。
おしゃれだよね。
新幹線も通過するから一応撮ってみた。もっと引き付けたかったね。
撮るものなくなったので待合室に入った。
駅のノートが置いてあったから読んでた。
旅人が綴ってる。隠しノートらしい。

待ち時間はこんな感じで楽しんでました。

もちろん私もノートに書きました。滑川大滝をオススメしておきました。にほいちブログより。

過去の旅人の記録を読んでいると、この駅には2冊の隠しノートがあるらしく、ノートの隠し場所を書いている人がいました。

当然、お宝探し気分で探しに行きました。

観光案内板の裏だってさ。

確かにありました。でも、クリアファイルしかなくて、ノートはありませんでした。

つまり、待合室の中にあった2冊うちの1冊が、本来ここに置かれていたのだと思います。

書かれている数とか、日付もそんな感じでした。

前任の人が待合室で書いていて、電車が来たから戻せなくなってしまったのかもしれません。

私はこういうの大好きなので、1冊は待合室に、1冊は案内板の裏に戻しておきました。

面白いこと考えるよね。すごく良いと思う。

電車の待ち時間も長くなりがちなので、暇つぶしが出来るし、楽しい時間になりました。

ノートには「にほいちブログ」と書いておいたので、いつか隠しノートを読んで、このブログに辿り着く人もいるかもしれませんね。

……電車の待ち時間にも楽しめる面白いブログです! ぜひ読んでいってくださいね!!

はい、宣伝も挟みます。ありがとうございました。

そんなわけで電車に乗って、関根駅まで帰りましたとさ。めでたしめでたし。

以上、33日目①でした。②に続きます。

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