【37日目】山形県⑤ 最上川を泳げないから風車村と山居倉庫に行く

山形県
山形県

2024/06/06(木)

おはようございます!

今日は移動する日です。イベントは進みながら探します。結果はタイトル通りなんですけど。

とりあえず出発

おはようの景色

朝4時30分頃に起床。昨日は早めに寝たので、しっかり休むことが出来ました。

久しぶりのテントでしたけど、よく寝られます。1週間ぶりでも、身体は適応したままみたいです。

屋根がない所で寝たから結露すごい

昨日の夕方頃から、ちょっと寒いなと思っていましたが、朝起きると寒暖差で結露してました。

当然テントの内側も外側も濡れていたので、久しぶりに乾かしてました。

人が来ないから階段を占領

朝7時ぐらいまでブログを書いたり、インスタを眺めたりして出発です。テントもほどよく乾きました。

今日は山形県の酒田市まで行く予定。日本海まで辿り着きたいです。

緑の場所が多いけど高低差は少なめ

問題は観光地っぽい所が見当たらないことぐらいです。距離的にはちょうど良いですね。

毎回なんだかんだで、楽しめる所が見つかるので、気にせず進んで行きましょう!!

日本の滝100選があったけどね

まさかの滝。地図眺めてた時は見つけてなかった。

なんか滝がありました。白糸の滝です。

ラッキーと思って、もちろん近づいてみました。

白糸の滝ドライブインが最寄りっぽい。
これが白糸の滝。見えないよね。
奥義8倍ズーム、一応あるけどさぁ……

これが白糸の滝です。さすがに遠いなぁと思って色々と調べてみると、分かったことがいくつかありました。学んでしまいましたね。

・この白糸の滝が日本の滝100選であること

・陸からの観賞で1番近いのがこの場所であること

・白糸の滝という名前の滝が、全国に45個ぐらいあること

・湯滝が日本の滝100選の最終選考で落ちていたこと

最後の話が一番意外でした。湯滝って日本の滝100選に入ってないんですね。ちなみに竜頭の滝も入ってません。

日本三名瀑の一つなのに不思議ですね。湯滝よりも凄い滝が100個もあるなら嬉しいですけど。

で、今一番の問題点は距離です。

どうにもならないの?

遠すぎて、白糸の滝の凄さが全く分かりません。

川下りの舟があるらしいので、それに乗れば多少は近づくことが出来るみたいなんですけど、私は滝壺から見たいんです!!

ということで地図を眺めて見ると、

白糸の滝近くまで道あるじゃん!!
距離も近いし、とりあえず行きます!!

というわけで、白糸の滝を近くで見るために、色々と頑張ることになりました。

滝を見るためにご飯を食べる

川の駅。川下りの船のゴール地点。
川の駅の中にあった。遠いけど、これが理想。

この川の駅でご飯を食べました。

山の中を進んで行くんだろうなと思ったので、栄養補給です。

ソウルフードらしいのて鶏中華にします。
冷たい方にしてみました。850円

はい、美味しかったです。

麺まで冷たかったです。とくに麺はコシがあるし、量も多いしで満足でした。

つゆは鶏風味の薄いめんつゆみたいな感じです。

こう書くとあんまり美味しそうじゃないですけど、あっさりしていて良い感じでした。野菜もシャキシャキです。

栄養ありそうだったので全部食べました。旅人的には、水分と塩分も大事なんです。暑いので。

滝を見るために全力を尽くす人

橋を渡って進んだけど
侵入禁止!!
道が分かれてたから進んでみたけど
滝側は私有地っぽいし、道がない!!

通れません。困りましたね。

調べてみたところ、この先にあった草薙頭首工という施設は休業中。滝を近くで見るためには通る必要があります。

というわけで、ダメ元で管理者であろう国土交通省に問い合わせてみました。

12時頃だったので休憩中でした。折り返し連絡をいただけるとのこと。

もし無理だった場合、もう一つのルートで行くしかありません。

泳ぎます!! 法律上は問題ないと思います。川なので。

陸からのルートは望み薄なので、こっちのルートは一旦諦め、とりあえず川の駅まで戻りました。

船の乗船時刻表

川の駅に案内の人がいたので、船の時間を確認。船にぶつからないように調整します。

ついでに、この周辺の河川が私有地でないことも確認しておきました。渡っても問題ありません。

昔は滝まで桟橋がかかっていたらしいです。雨で壊れたんですって。また橋を架け直して。

あの場所から行ければ数百メートルなのに。
ここから泳げば行けます。私有地でない脇道を見つけました。
ズームしたら上の方にも滝あった。長いね。

今回は水着も持ってきているので、準備万端です。後のことを考えなければ滝壺まで行けます。

ここまで準備して、泳ぐのやめました。

普通に考えて危ないです。わざわざそこまで無理をするほどの滝とは思えませんでした。逃げます。

対岸から上の方は見えてますけど、角度を考えると滝壺からは見えない気がする……という言い訳だけ残しておきます。

13時過ぎに、国土交通省の方から折り返し電話がありました。細かい管轄が山形県の方なので、そっちに連絡してみてという話でした。

白糸の滝まで行くには泳ぐしかないですよね〜みたいな話になって終わりました。

わざわざありがとうございました。

諦めが悪い人

国土交通省の出張所で直接聞けば良いじゃん

先程の橋の付近に、管理してそうな施設を見つけてしまいました。

河川事務所みーつけた
フィッシュギャラリーが併設されてる
入館料は無料

せっかくなので、ここも観ていきます。一応ね。

まさかの地下。進んで行きます。
部屋がありました。この窓から魚を見るらしい。
窓の上部からは外が見えます。水流の境目。
水流で小魚がガラスに張り付いてる。
泳げてない。張り付けられてる……

不思議な光景を見ることができます。正直笑ってしまいました。シュールで大好きです。

すごい勢いで窓に小魚が張り付けられて、ジタバタしてます。思ってたのと違いすぎましたね。

ついでに2階の資料室も行った。
あの水流の下にさっきの部屋があったんだと思う。
で、本題の事務所。

3階の事務所まで行って、通れないか聞いてみましたけど無理でしたね。

テキトーに談笑して、泳いで行く分には問題がないかだけ、一応確認しておきました。

法律上は問題ないよねって笑い合いました。

というわけなので、私は行くことができませんでしたが、生粋の滝狂いは、最上川を泳いで横断して、滝壺チャレンジをしてみてください。

法律上問題がないことは確認済みなので、あとは泳ぐだけです。よろしくお願いします。以上!!

色々飛ばして風車村

風車村って書いてあったら行くよね。

近くで滝を見れなかったことに悲しみつつ、自転車を漕いでいると、案内板に風車村の文字がありました。

風車って漫画やゲームだと身近だけど、実際に近くで見たことないかも! と思ったので行くことにしました。

山を登ると近道を発見。
自転車を山脇に停めて行きます。誰も通らないからね。
なんか施設がありました。
とりあえず中に入ってみる
風車関連の施設らしいです。
2階奥の部屋 風の資料展示室
今度は風車に詳しくなってしまいました。
展望室もありました。当然行きます。
展望室 ちょっと蒸し暑い
外はこんな感じ 目的の風車はなかった
遠くの方まで平たいよ

地図開いて方角とか見てたんですけど、ここ庄内って場所なんですよね。

ってことは、これ庄内平野じゃん! と思って一人でテンション上がってました。

知ってますか? 庄内平野。

私は正直よく知らないんですけど、語感だけ憶えてました。聞き覚えだけはあるので、たぶん小学校の社会とか、中学校の地理ぐらいで習ったんじゃないかなと思います。

昔テストに出てきた気がする。庄内平野。

聞いたことがあるものが、実際に出てくると旅してる感があって嬉しいです。

なので今回は、回っている風車がなかったことについては、不問としましょう。

……風車が並んでる景色を想像してた。

風車のプロペラのうちの1枚とか
昔使われてたキャモメカラーの風車は野晒しにされてた

自転車のブレーキから異音がする

前輪が回るたびに、シュルシュルという音がします。ちょっと前からたまに聞こえてましたが、ついにずっと聞こえるようになりました。

ディスクブレーキってやつ。挟んでブレーキする。

なんか挟まったのか、挟む部分の寿命なのか原因を軽く調べてみました。

この挟む部分に使われているパッドは消耗品らしく、大体3,000km〜5,000kmぐらいで交換するらしいです。

この自転車3,646km走ってる。

この旅の前から1,000kmぐらい走っていたので、旅の期間中の走行距離は2,500kmぐらい?

旅を始める前に、総距離をリセットしたかったんですけど、やり方が分からなかったので、そのまま加算されてます。

ブレーキは後輪もあるので、ある程度は問題なく走れます。元々スピード出さないので。

庄内平野をのんびり走る人

とりあえず、この辺で一番大きい町である酒田市まで行きました。自転車屋さん探します

4車線だよ!! ここは大きい町。

調べてみた所、酒田市には大きな自転車屋さん、スポーツ用品店みたいな所はなくて、個人経営の自転車屋さんしか無さそうです。

今回は専門的なパーツ交換になりそうだったので、秋田県までは、このまま走るしかないかなと諦めていました。

とりあえず、電話をかけて回ってみると、対応していただけるお店がありました。

上ノ山自転車さん。スポーツバイクも取り扱ってる。
もちろん修理をお願いしました。2,200円。
こいつが前輪をブレーキしてたやつ。めっちゃすり減ってる。
こいつが後輪。まだいけそう。

前輪のブレーキを手際よく換えていただき、ご厚意で後輪のチェックまでしていただきました。

最近も、北海道を目指す旅人が何人か訪れたらしいです。旅の話を色々としました。

ブレーキだけでなく、全体的なチェックまでやっていただきました。不安が全部解消。

いつぞやの自転車屋さんに行ってから、変速ギアの動きが悪くなっていたんですけど、それも直りました。すごいです。

時計回りで北海道を目指す旅人は、地理的に酒田市に寄ることが多いと思うので、ぜひ上ノ山自転車さんに寄って行ってください。

スポーツ自転車を直せる自転車屋さんは、いつ出会えるか分からないので、ここでしっかりメンテナンスすることをオススメします!!

お世話になりました。ありがとうございます。

寝床は橋の下で良いから山居倉庫に行く

スーパーで玉子寒天を食べた。郷土料理だって。

玉子寒天。惣菜系かと思ったら、デザート系の味でした。甘かったです。

ベッコウ飴を舐めながら醤油舐めたら同じ味です。材料が同じなので当然ですけど。

晩ごはんと朝ごはんのパンを買って出発です。

時刻は18時。寝床は酒田市に入る時に通った橋の下で良いやと思ったので、もうちょっと遊びます。

さっき観光地を見つけたんですよ。山居倉庫。
ロケ地にも使われた倉庫らしいです。
なんか倉庫がいっぱいある場所。
こんな感じの建物が並んでる。
後ろ側。古い建物と木があれば雰囲気出るよね
雰囲気あるある
夕暮れ時まで待ってみた人。暗くなりすぎた?
久しぶりに夕日を撮ることに成功しました。
キャモハメ看板もありました。

というわけで、日が暮れるまで山居倉庫で遊びました。19時ぐらいまで。写真撮れて楽しかったです。

夕暮れの景色とお休みまで

ここから自転車で5分ぐらい移動して、橋の下でテント張りました。

後ろを向くと、鳥海山って名前の山が見える
空が良い感じ
この奥の方の橋の下が今日の寝床。
橋の途中で降りて、
橋の下。ここが本日の寝床です!!

いい感じの場所を見つけました。

わざわざここを通って、ランニングしたり、犬の散歩をする人もいなさそう。

橋の上を通る車の音はしますけど、もう慣れましたね。まったく問題ないです。川の真ん中なら熊もいないでしょう。

朝が早いと一日が長いです。

というわけで、お疲れさまでした!!

移動距離:91km 目的地まで予定通りに着いたのに、予定より距離が多い不思議。

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