【117日目】三重県④ 熊野古道は構成資産でみんな世界遺産だよ

三重県
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2024/10/09(水)

涼しくなってきましたか?

おはようから雨が止まない

おはようの景色

おはようございます。本日は朝4時30分起床。

現在地は道の駅マンボウです。正式名称は道の駅 紀伊長島マンボウ。

広々した東屋で休んでました。強めの雨が降っていたんですけど無傷。

こんな感じで休んで。幅も長さも良い。

で、天気予報アプリ君がいうには朝8時頃から曇り、朝10時には晴れるらしいです。

雨が上がったら出発しようと思います!

朝8時30分になっても雨止まない。
朝ごはん。のんびりブログ書いてる。
この道の駅のマンボウ、クオリティ高いんだよね。

朝10時前、ようやく雨が落ち着いたので、出発しようと思ったら、また雨が降ってきました。

朝10時ぐらい。気分は出発してた。湖に雨が跳ねてる。
天気予報アプリくんは晴れを主張。

というわけで結局小雨の中、10時30分頃に出発しました。出鼻をくじかれると進む気が無くなるから困りますね。

で、漕いでいるうちに青空が見えてきました。

何もしてないけど昼飯は焼肉まんてん

雰囲気のあるトンネルを通ったり、
アメリカンなカフェを横目に進みます。
今日はちょっとした山を越える予定です。
で、お腹が空いたので焼肉屋さんに寄ってしまいました。

はい、まだ昼11時過ぎ。出発して1時間も経っていません。

本当は距離を稼ぎたいところなんですけど、お腹空いたので寄りました。この旅で初の焼肉屋さん。たぶん。

個室みたいになってました。
カレー食べたかったけど、目の前に網あったから焼肉定食。
焼肉定食1,320円。
この中央のキャベツも焼くのだろうか。
で、一人で焼き肉してました。焼いたキャベツ美味しかった。

はい、美味しかったです。焼肉なんて、タレとご飯があれば美味しいんです。

27年間生きているんですけど、未だにホルモンの焼き加減が分かりません。これ火通ってるのか……? って思いながら毎回食べてる。

今日も元気だから焼けていたはず。美味しかったです。

焼肉といえば牛肉なんですけど、ここは鶏肉が美味しかったです。もし、2回目来るなら鶏定食を注文したいかも。そんな感じでした。以上!

熊野古道センターで学んでくる

食後、道の駅 海山 に寄り道。
休憩スペースはコンセントあったし、24時間開放かも。
焼肉を食べてなければ、きっとここで海山カレー食べてた。
世界遺産の登り口をスルー。熊野古道って何なの。
ズンベラズンベラしながら峠を越えてました。
で、熊野市に到着。熊野古道センターへ向かいます。

ここで学びます。熊野古道について。

昨日から世界遺産が多すぎます。まったく意味が分かりません。これはちょっと勉強するしかないです。

で、熊野古道の石畳を再現した道×4を登って、
熊野古道センターへ潜入。入館料無料。

はい、勉強してきました。解説しましょう。

熊野古道とは参詣道なんです。色々なルートがあって全長が1,000km。そのうち200kmが世界遺産。

この辺の道は全てが世界遺産。伊勢神宮まで繋がる伊勢路とか。
「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産なんです。

三重県、和歌山県、奈良県に辺りの山地が紀伊山地で、その中にあるいくつかの神社や山が霊場。

で、そこへ向かうための道が参詣道。

宗教や文化や建築や自然や歴史の合わせ技一本で世界遺産登録なわけです。

だから、世界遺産の構成資産がたくさんで全てが世界遺産。

なんとなく分かりましたね。熊野古道の何がすごいの? って聞かれたら、全部がすごいって言えば良いんです! ……難しいこと聞かないで。

熊野古道は自然がすごいし、
尾鷲は雨がすごい。日本平均1,600mmなのに尾鷲は4,000mm。

そんな感じてなので、この熊野古道センターの展示室は世界遺産の説明が盛りだくさんな感じでした。いちいち解説していたら日が暮れそう。

この後も世界遺産を通って行くんだよ! 峠越え。

で、地図を眺めてまだまだ峠あるじゃん! ってなりました。はい、また峠に行ってきまーす。

かつおぶしです。美味しかったです。

そんな感じで熊野古道でした。ここから先は世界遺産の構成資産を眺めて行く旅になるでしょう。以上!

国道42号で山を越えてた

はい、山登ります。ここが山道を進むか、海沿いを進むかの分岐点。

ここが分岐点。登ると言っても500〜600mぐらい。

海沿いだと登り道が減る代わりに距離が伸びます。

今日は体力も使っていないので、42号の山道を進もうと思います。

ちなみにこの手前にファミリーマートがありますが、ここから先30kmはコンビニありません。

15km先に道の駅はあるけど土日しか営業していないらしい。

そんなわけでさっそく登っていきます。

今回もダイジェスト。山道の最中に考えていることを書いていこうと思います。自転車乗りは共感してくれるはず。

基本的に山登り中の旅人は、論理的に物事を考えていません。それを踏まえた上で読んでね。

①左が崖、ガードレールが低い山道は手が震える。
②坂道を降るなら登るなよ!と思ってる。
③せっかく積み立てた登り貯金が、降りで減らされて不安になる。
④自分より高い山が減り始めて、登りの終わりを感じる。
⑤トンネルは神さま。山をショートカット出来る。大好き。
⑥市町村の境目を越えたら、山の頂上を過ぎたと思う。
⑦どうして、ここに住んでいるんですか……?
⑧道の駅も神さま。開いてなくてもトイレあるし自販機ある。
⑨なんで……登るんですか?さっき降ったよね???
⑩この溝、白線の内側まで入れる必要なくない?むしろ危ない。

はい、そんな感じです。なんで降るのに登るんでしょうね!

山が連なっているからなんですけど、そんなことは分かっているんです。でも、納得できないんです。日本を平坦にしてください。

冗談はさておき、大体この山道は2時間ぐらいで越えられました。これだけ嘆いておきながら、大した事ない登りだったなと思います。

疲労が溜まりきっている時は、無心でメーターを見ながら時速5kmで歩くことしか考えてないです。

急な登り道、緩やかな降り道が一番好き。その逆が一番嫌い。アップダウンのある道は休憩できるタイミングがあるから、そこまで嫌いじゃない。

以上、山登り中の旅人でした。

鬼ヶ城は構成資産の1つで世界遺産

世界遺産がありました鬼ヶ城。

時刻は16時。目の前に世界遺産の看板が出て来ました。鬼ヶ城です。名前だけではよく分かりません。城?

とりあえず行ってみます。ついでに寝床に出来そうなら嬉しい。

で、道沿いを進んだら鬼がいた。
鬼ヶ城センター。お土産とかお食事処とか。
謎の飲料を購入しました。じゃばらウォーター。

これ飲んだんですけど、味は「柚子」と言われれば「柚子」だし、「すだち」と言われれば「すだち」。

これが「じゃばら」と言われれば、「あーじゃばらね?」って感じです。感じで書くと邪払。

邪を払いそうな味でした。苦いし酸っぱいけど、はちみつで甘くなってる。

じゃばらウォーター片手に、いざ鬼ヶ城。片道30分で全部見られる。
海沿いの道だったよ鬼ヶ城。
奥に見える小さな島が魔見ヶ島(マブリカ)。たぶんパプリカの仲間。
で、遊歩道を進んでいくとこんな感じ。波で削られた大岩壁。
岩の隙間の大広間。こんな削れ方するんだね。
岩沿いをずっと進んで行きます。30分ぐらい。
高波が来たら飲まれそう。釣り人すごい。
人が1人通れるぐらいの道。手すりが錆びてて怖め。
岩と岩の隙間を渡ります。どんな削り方したらこうなるの。
で、色々すっ飛ばしてゴールの西口入口。
あの辺、寝床に出来そうだなと思ってる。

はい、そんな感じで鬼ヶ城でした。個性的な場所で見る価値ありです。

でも、この場所を目的にして来るのはオススメしません。寄り道で来たら楽しいよ!程度。

世界遺産を名乗っていますけど、あくまで構成資産の一つ。この鬼ヶ城クラスのものが何十と集まっているからこそ、こいつも世界遺産なんです。

単体では決して世界遺産は名乗れない場所なので、その辺の世界遺産と同じ期待値では来ないほうが良いでしょう。すごいけどね。

ちなみに西口入口から鬼ヶ城ステーションへ向かうルートの方がオススメです。そっちの方が順番的に楽しめると思う。

駐車場とかの関係で難しいかもしれませんけど。

帰り道の方がすげえ!ってなる。一度通ったけど。
1番最初に見たところが1番の見所だったかもしれない。千畳敷。
最後に釣り人がいた所まで行こうとしたらこうなった。

以上、世界遺産の鬼ヶ城でした。

この後は、先ほど見つけた西口入口の浜まで向かってみようと思います。

七里御浜で寝る

鬼ヶ城西口の方まで来ました。
この辺の浜が今日の寝床です。
あの辺に車あるし降りられるはず。
で、裏側の道を進んでいたら来れた。
釣り人はこの紐を使って登ってるの? 釣り竿とか持って?

はい、そんな感じで今日の寝場所です。海岸は砂利道で自転車を転がせなかったので、テント道具一色を持って、人が来なさそうな場所まで歩きました。

サンダルの中に石が入って痛いです。健康になりそう。

この浜、今調べてみたら中々すごいです。約25kmの海岸で日本で一番長い砂つぶて海岸。

ちなみに日本の渚100選らしいよ。北海道ぶりの渚100選。25kmのうちのどこかでアピールしているんだろうか。

で、釣り人から離れてこの辺にしました。

この辺で座ってました。釣り人が帰る頃にテントを張りました。釣り人の夜は遅いし朝は早いです。

そんな感じの1日でした。

明日は滝に行きます。日本三名瀑の一つ、那智の滝。ついに最後の日本三名瀑です。まだ旅中盤なのに最後。ちょっと早すぎるけど。

以上、今日も1日お疲れさまでした!

移動距離:67km 雨が悪い。

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